今津のオヤジのつぶやき

生産者米価の下落に思う

2010年09月28日

やはり猛暑の影響が、滋賀県だけでなく全国に出ているようだ。とくに北に行くほど高温による被害が深刻で、コメどころ「魚沼産コシヒカリ」で有名な新潟では、コメの品質評価である一等米が16%(悪い年でも50%台、良い年は80%台)と大幅に減少した。
ここ高島市でも、収量はなんとか維持しているが、一等米の減少傾向はここ数年続いている。この夏の猛暑で、全国的にも収量こそ平年並みといわれている所が多いようだが、品質(一等米)は軒並み下がっているとのことだ。コメの価格が大幅に下がる見通しで、消費者にとっては喜ばしいことと受け取る向きもあるが、農家・生産者にとっては、深刻な事態と言わなければならない。

しかし、消費者にとっても決して喜ばしいことではない。猛暑の影響は、コメだけでなく野菜や果樹栽培など農産物全体に深刻な打撃を与えており、価格の高騰がすでに始まっている。それだけではない、最も懸念されることは、収量よりも品質の低下がもたらす影響だ。消費者にとって、安心安全で、しかも新鮮で美味しい農作物や果物が食べられなくなるということだ。農家・生産者にとっては、何よりも消費者に納得し、喜んで食べていただけるコメ・野菜・果物が作れなくなることであり、生産への意欲や情熱が失われてくるのではないかという心配がでてくる。私も百姓の端くれとして、今夏の耐えがたい暑さの中での農作業にも参ったが、来年以降も猛暑や豪雨、あるいは猛烈な台風など、気候変動による異常気象が頻発するようであれば、農作業を続けていけるかどうか本当に不安である。日本の農業に未来はあるのか本当に心配でならない。


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