今津のオヤジのつぶやき

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Posted by 滋賀咲くブログat

がんばれ!菅総理大臣!しっかりしょうぜ!日本人!

2011年07月09日

 日本人はなぜこうまでおとなしいのか?無関心なのか?現実をしっかり見ないのか?考えなくなってしまったのか?
 一連の「菅総理大臣降ろし」の報道や政治の動きを見ていて心底情けなく、恥ずかしい。恥を知れ!と言いたい。

 一昨日も松本復興・防災担当大臣がいくつかの「放言」によって、たった9日で辞任に追い込まれた。「放言」の一つに被災地に対して「知恵を出さないやつは助けない」というのがあると言うが、この言葉だけをとらえて、被災者の気持ちを逆なでしているとか、心がないとか、大臣の資格がないとか、こんな人物を任命した菅総理大臣は責任を取ってすぐ辞めろなど、これまで通りの短絡的で無責任なあらん限りの悪罵を投げかけ一斉に批判しているが、しかし、ちょっと待ってくれと言いたい。日本人の皆さん本当にそれでいいのですか?政治家やマスコミのやりたい放題を傍観していていいのですか?

 先進国を含め、これほど総理大臣や大臣がくるくる変わる国が他にありますか。国際会議のたびに国家元首が変わり、外務や財政担当の大臣が変わる国がありますか?ありません!断言できます!

 これほどの大震災と世界でも類を見ない原発事故に見舞われたにも拘らず、この国は何~にも学んでいない。これから起る自然災害はけっして他人ごとではないのだ。あたかも菅総理大臣ひとりの責任のように言い、復興復旧についても唯々菅総理大臣ひとりの責任でやれるような追及の仕方だが、それこそが未曾有の大災害の復旧についての実効ある対策もなければ。何の「知恵」もない無責任な「放言」と言うべきだと思う。

 そもそも「菅降ろしの」本質は、原発利権と復興利権の主導権争い、そして何よりも、原発依存から脱却し、再生可能な自然エネルギーへの大転換を掲げた菅総理大臣がとにかく気に食わない、産業界、経済産業省、自民党、民主党の一部が、菅直人氏の人格までもコキ下ろし、マスコミを総動員して、きわめて意図的に「菅総理大臣降ろし」に躍起になっているということだ。

 こうした「菅降ろし勢力・原発推進勢力」の動きからは、大震災と原発事故から何ら教訓を汲み取っていないばかりか、自らが責任を取る姿勢などまったく見えてこない。
 要するに、被災地と原発事故から避難している被災者のことなど本気で考えておらず、エネルギー政策の転換などまったく考えていないということだと思う。

 結局のところ、今の政治家の中で、脱原発や再生可能な自然エネルギーへの転換を本気で考え実行しようとしているのは、現在のこの国の総理大臣、「菅直人」だけだということではないか。もちろん、自民党の中でもごく少数の「脱原発論者」がいると聞く、また、少数野党の中にも脱原発と自然エネルギーへの転換を主張している政党もあるが、菅降ろしの大合唱の前に意気消沈の体で、何の力にもなっていない。要するに国民の圧倒的多数の声・意思になっていないことだ。

 この国の主人公は誰ですか?主権者は一体どうしてしまったのでしょうか?

 国民はもっと未曾有の大震災と、世界に類を見ない原発事故の直接の被災者・当事者であることを自覚すべきではないですか?そこからどう立ち直っていくのか、どういう方向に進むべきか、今こそ真剣に、自ら考えるべき時ではないですか?

 因みに、イタリアでは脱原発の是非を問う「国民投票」で94%のイタリア国民が原発反対に票を投じ、イタリア政府は原発から自然エネルギーへの転換に大きく舵を切ったという。一方、原発事故に見舞われたここ日本の「世論調査」で反対が18%から42%に上がったと報じられたが、「国民投票」と新聞社の行った「世論調査」とでは全く比較の対象にもならないが、それにしても、国民の意識の差は歴然だと私は思う。

 これ以上、恥知らずで、知恵のない、政権争いに血道を上げる政治家に任せていていいのですか?もっと怒るべきで、もっと主張すべきで、そして、具体的に行動すべきではないですか?

“がんばれ!菅直人総理大臣!しっかりしょうぜ!日本人!”

 この国を国民自身が自らの意思で“チェンジ”しないと、このままでは世界から見捨てられる日もそう遠くないのではないかと、心から危惧する今日この頃である。