今津のオヤジのつぶやき

「農業人口5年で22%減」不安がいっぱい!

2010年09月08日

「農業人口5年で22%減」「平均年齢65歳・下落率最大」今朝の朝日新聞一面トップの見出しだ。
比較できる1985年以降で最大の下落率だという。1985年の農業就労人口は543万人で、今回、農林水産省が7日発表した2010年の農業就労人口は260万人。1985年からの25年間に半減したことになる。私の集落では平均年齢が70歳を超えており、5年後には、農業就労者がさらに半減しているかもしれない。

私のように定年退職組や、あるいはリストラや会社が倒産し、失業した都市部のサラリーマンが農村に移住して農業を始める例も増えてはいるようだが、ごく少数で、仮に農家のご厚意で農地を確保し、稲作をはじめたとしても、うまく行くとは限らない。私のように1,2反が精々で、いわゆる「飯米」(自分たちが食べる量)止まりが現状だ。

また、高齢化により、機械化がさらに進んだ。とにかく、農業をするには農業器具・機械が最低限いる。
まして、業として多少なりとも利益を上げるためには、それだけの耕作地・反数が必要だし、機械もいる。トラクター、田植え機、コンバインと、たとえ中古機械でも数百万円はかかる。さらに、乾燥機や籾摺り機、その上屋建物などを入れれば優に1000万円を超えるだろう。
しかし、農水省の試算によると0.5~1㌶未満の農家1人当たりの平均時給は約300円で、0.5㌶未満ではさらに100円の赤字だ。農業だけではとても生活ができないのが現状なのである。

後継者も育たないし、就農希望者が増える訳はないのだ。私のようにすでに一応就農を果たした者でも、この先に対する不安はいっぱいだ。もし、今年の夏のような暑さが今後も続くようであれば、どうなるか予測もつかない。このまま続けられるかどうかも分からないというのが偽らざる現在の心境なのだ。

日本の農業の未来は暗いし、食糧不足が待ったなしにやって来ると言わざるを得ない。


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この記事へのコメント
福一事件で栃木県北の自宅を放棄し外房の知人宅に居候しとりますが、井戸が出なくなり、どないしまひょ(・・?)と検索して参考にさせていただきました。先日栃木産の山菜や筍から基準値を超える放射性物質が検出され騒ぎになったように、実は栃木産の農産物も怪しいので、放棄した自宅周りの農家さんは自家用畑の作物を口にしません。小生の自宅は那須高原と袋田の滝の中間あたり。新白河駅まで陸路30km程です。皆様御安全に_(..)_
Posted by 避難放浪民 at 2016年06月02日 13:42
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