今津のオヤジのつぶやき

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Posted by 滋賀咲くブログat

田んぼの真ん中で

2011年06月22日

 今年も元気に田んぼの真ん中にいます。
 田植えの後は、ひたすら水の管理と気温が上昇するにつれ、田んぼの中に容赦なく生えてくる稗(ひえ)、コナギ、セリなどの草取りです。田植えのあと草を抑えるヌカを撒いているのですが、そんなことで止められる草たちではありません。生命力は抜群です。もちろん稲たちも負けてはいません。稲の生命力はそれ以上でぐんぐん育ち、分けつを始めています。
 
               除草は昔懐かしい「田車」と手作業で

 除草にはご近所からお借りした、10数年前までは使っていた「田車」という手押しの除草機を使います。この田車は木製でいたってシンプル。長さ約1.5m、3cm角の2本のヒノキの角材の先端にブリキの爪が前後に2ヶ所付いており、押したり引いたりしながら押し進むのです。ぬかるんだ水田の中を進むので汗と泥まみれの体力勝負の手作業です。
 田車の後は、これまた田んぼに分け入り、腰を曲げできるだけ多くのヒエやコナギを抜き、カブとカブの間に練り込み、草たちが取り込んだ栄養分を稲に戻してやるのです。この時適当に酸素も根に供給されるので稲が俄然元気づいてくるのが分かります。

               この時期、田んぼの中にいるのは“僕ひとり”

 しかし、この時期、周りを見渡しても、田んぼの中に入り、腰を曲げ延々と除草作業をしているのは私ぐらいのもので、相も変わらず田んぼの畦から機械を使い、除草剤を撒く農家の人の姿がちらほらあるだけです。
 結構きつい作業ですが、頑張った分だけ稲も元気に逞しくなっていくので、けっして辛くはありません。むしろ、楽しんでやっています。実は、ウォークマンで好きな音楽を聴きながらやっているので、2時間くらい田の中にいても苦にならないのです。
 とはいえ、体力のいる作業なので、炎天下の作業で無理は禁物です。
紫外線対策、UVカットのつば広の首までカバーの付いた帽子、長袖シャツにサングラスといった姿で、適当に休憩を挟み、水分を十分補給しながら作業しています。

               無農薬でコメを作る人たちも、ちょっぴり増えてます

 ということで今年も、無農薬のコメ作りですが、他にも無農薬でコメを作る人たちが、ほんのちょっぴりですが増えているようです。朝の散歩で見かけるのは「たかしま生きもの田んぼ」と「根圏活力農法 栽培農地」でいずれも「農薬・化学肥料を一切使用せず、土中の生物たちと農作物が力を合わせて成長していく農法です」(掲示板に記載されている通り)、まだまだ、ごく少数ですが、私と同じ思いで取り組む仲間がいることを嬉しく思います。
 とにかく、今年も子や孫、そして、無農薬の“玄米”を待ちわびている友人、知人に少しでもお役に立てればとの思いで、明日も田んぼの真ん中で頑張りたいと思います。



Posted by 陽ちゃんat 22:12Comments(2)有機無農薬栽培

今年も田んぼの季節がやって来ました!

2011年04月28日

 胃ガンを自分の体に備わった免疫力と治癒力で克服。「ガン告知」された昨年12月22日から早4ケ月余が経過しました。体調もほぼ回復、ガンになる前よりも元気になったように思う毎日です。Weller than Well を実感しています。免疫力と治癒力は素晴らしい!自分の体に感謝!胃が全部あることに感謝!そして、生き方を変えてくれた“ガン”に感謝しています。

 元気になったところで、今年も無農薬有機農法で米を作ります。なんとか間に合いました。ご近所の方からは「胃ガン・全摘と言われた人間に田圃ができる訳がない」と心配してくれますが、どっこい今津のオヤジは元気でっせ!
 大震災で被災、塩害で米が作れない福島の農家の分まで頑張るつもりで、明日からいよいよ作業開始です。

 今後の天候については、ここ高島でも予測はつきません。集中豪雨や猛暑、あるいは、超大型台風の襲来を受けるかもしれませんし、大地震も起らないとはけっして言えませんが、今度の東日本大震災の教訓をしっかり心に刻み、常に最悪の事態を想定しながら、可能な限り備えをして頑張って取り組んでいきたいと考えています。

 ところで、田植えの時期ですが、昨年よりも1週間ほど遅らせ5月後半にしたいと考えています。この地域の田植えは、他よりも少し早目で5月の連休中にはほとんど終わっていますが、高温障害などを考え3週間遅らせます。

 明日からいよいよトタクターの始動です。“生きている”喜びを感じながら頑張りたいと思います。



Posted by 陽ちゃんat 22:02Comments(1)有機無農薬栽培

生産者米価の下落に思う

2010年09月28日

やはり猛暑の影響が、滋賀県だけでなく全国に出ているようだ。とくに北に行くほど高温による被害が深刻で、コメどころ「魚沼産コシヒカリ」で有名な新潟では、コメの品質評価である一等米が16%(悪い年でも50%台、良い年は80%台)と大幅に減少した。
ここ高島市でも、収量はなんとか維持しているが、一等米の減少傾向はここ数年続いている。この夏の猛暑で、全国的にも収量こそ平年並みといわれている所が多いようだが、品質(一等米)は軒並み下がっているとのことだ。コメの価格が大幅に下がる見通しで、消費者にとっては喜ばしいことと受け取る向きもあるが、農家・生産者にとっては、深刻な事態と言わなければならない。

しかし、消費者にとっても決して喜ばしいことではない。猛暑の影響は、コメだけでなく野菜や果樹栽培など農産物全体に深刻な打撃を与えており、価格の高騰がすでに始まっている。それだけではない、最も懸念されることは、収量よりも品質の低下がもたらす影響だ。消費者にとって、安心安全で、しかも新鮮で美味しい農作物や果物が食べられなくなるということだ。農家・生産者にとっては、何よりも消費者に納得し、喜んで食べていただけるコメ・野菜・果物が作れなくなることであり、生産への意欲や情熱が失われてくるのではないかという心配がでてくる。私も百姓の端くれとして、今夏の耐えがたい暑さの中での農作業にも参ったが、来年以降も猛暑や豪雨、あるいは猛烈な台風など、気候変動による異常気象が頻発するようであれば、農作業を続けていけるかどうか本当に不安である。日本の農業に未来はあるのか本当に心配でならない。



Posted by 陽ちゃんat 11:02Comments(0)有機無農薬栽培

稲刈りをしました

2010年09月18日

14、15日の2日がかりで稲刈りをしました。13日と16日そして、昨日も雨模様でだったので、その間隙を縫っての稲刈りとなりました。収穫時期としても最適で申し分なかったのではないか思います。
気になる収量については昨年並みで、田によって多少バラツキはありましたが、ほぼ予測(希望)通りの収穫を得ることができほっとしているところです。心配していた乳白化よ胴割れなどの高温による障害も多少見られましたが、味の方は申し分ありません。
6月に田植えした田んぼでは、次第に色付きはじめていますが収穫まではまだ当分時間がかかると思います。9月に入って少し秋の気配は感じますが、天気の移り変わりが激しく、先の天気が読めません。
予報では、海水温が上昇しているため大気の状態が不安定で積乱雲の発生による豪雨や、台風の発生についても今後心配です。無事収穫できることを心から祈りたい気持ちです。


Posted by 陽ちゃんat 09:28Comments(0)有機無農薬栽培

猛暑の中、汗だくの稲刈り始まる

2010年08月21日

今日も我が家の軒先の温度計は36度を指しています。うだるような暑さの中、早生(早取り)品種「ハナエチゼン」の収穫が始まりました。最新のコンバインが1反20~30分の速さで刈ってしまいます。最新のコンバインは伸長式の長いアームが付いていて、刈り取り、脱穀した籾をタンクに溜め、アームを使って軽トラの荷台に取り付けられた収納袋に流し込むようになっているのです。最近はこの種のコンバインが支流になってきたようです。
少し前までは、コンバインで刈り取り、脱穀した籾をタンクから30㎏入りの回収袋に取り込み、一輪車などを使って軽トラの荷台に乗せ、乾燥機のある所まで運ぶのですが、これがほとんど手作業なのでかなりの重労働なのです。我が集落でも農家の平均年齢が70歳を超えているので、何人もの人手がないと捗りません。そこで、農家は借金までして、最新のコンバインを購入するのです。

ところで、回収した籾は乾燥機に投入され、灯油を燃やし、10時間ほどかけて乾燥させるのですが、水分が14%位になるように設定されていて、その値になると乾燥機は自動的に止まります。水分は多くても少なくてもいけません。14%が美味しいお米の基準なのです。3年前この地に引っ越してきた翌年、手で刈り取り、稲木を組み、はざ架けで天日干したのですが、その時も、軽量器で水分量を計り14%を目安にして脱穀しました。天日干したお米の味は格別でしたが、それこそ大変な作業なので二度と出来そうにありません。さて、乾燥させた籾をうす摺り機に掛け玄米にするのですが、出てきた玄米を30㎏入りのコメ袋に詰めて米作りが完了します。この瞬間、ああ、今年も終った!という実感が湧いてくるのです。4ケ月間の農作業の苦労が実を結ぶ瞬間です。

早生の収穫が終わると、1~2週間後にはコシヒカリやキヌヒカリといった品種の稲刈りです。やはり、働き手のある土日に作業が集中します。もちろん天気の良い日を選んで稲刈りをします。私はそのまた1週間位後の9月中旬の天気の良い日に収穫することになると思います。わくわくドキドキの収穫まであと少しです。


Posted by 陽ちゃんat 19:34Comments(0)有機無農薬栽培